Contents

弊社代表インタビュー

弊社は「チャレンジ25キャンペーン」の趣旨に賛同し、社内エコ化によりCo2削減に貢献しております。

チャレンジ25 NPO法人 Reライ フスタイル

代表インタビュー

かねてより経験豊富な代表の宮本氏に興味を持っていたので、これは良い機会とインタビューしてまいりました!

インタビュー#1
新店舗では、営業・販売促進もやりました。
― 最初に社会人としての経歴をお聞かせ下さい。

 スタートは旅行業界だったのです。海外に技術調査団を派遣する会社で、手配業務などを主に行っていました。その後に同業会社に転職し、商社や大手企業の海外営業部門の海外出張のための手配、海外でのイベントや展示会視察ツアーの企画・営業、添乗までも担当しました。また、HISにスイスのハイキングツアーの旅行企画も販売したりもしました。その関係で、自分がHISの店舗の立ち上げまで関わることになり、お店の運営も任されました。その立ち上げでは、人の採用・教育、マネジメントから経営管理業務に至るまで、いろいろと経験し、多くの事を学びました。

店舗の立ち上げでは、人を束ねたり、マネージメントなど色々学びました。

インタビュー#2
― そんなご自分に合った職種から、どのような流れでコンサルティング業界へ移られたのでしょうか。

 今思うと、若さゆえ、上見ぬ鷲の振舞であったと反省しておりますが、当時、生意気にも自負していたことがあったのですよ。旅行業界で、恐らく自分より仕事が出来る人は居ないのではないかと・・・。手配、添乗、販売、企画、営業、運賃計算など、旅行業に関することは全部出来ましたから。旅行の仕事全般を自分なりに一通りやり尽したと感じ、達成感もあり、燃え尽き症候群みたいになっていましたね。
 また、これからの旅行業は、旅行会社が介在する余地の無くなる個人旅行の時代になって、今までエンターテイナーとして取り組んでいた面白味もなくなっていくと思っていて、業界に対する憤りを感じ始めていたことも、理由の一つではあります。

― どうしてコンサルティング業界を選択されたのですか?

 最後に店舗の立ち上げを経験したことが大きかったですね。人を教育してマネジメントする事や、売り上げを上げるための企画や販促活動、店舗ですから安全かつ円滑に運営することも必要なわけです。確かな品質のサービスを提供して、業績を上げるための動きなど、本当にいろいろな事を経験しました。そこで短期間で業績を上げた事で自信も付きましたし、旅行業界の中でやり続けるよりも、異業種でそういった経験を活かしたいと感じ始めたことが、コンサル業界を目指したきっかけです。

― まずはどのような所から始められたのでしょうか。

 コンサル会社に応募しました(笑)。いきなりコンサルティング会社を立ち上げるのは難しいと思っていましたから。まず自分がやって来た事が、世の中にとってどういう価値があるのか、どう役に立つかを知り、そういったものがしっかりと体系付けられて理解し、サービスとして提供できるようにならなくてはいけないと考えていたので、まずはコンサル会社に入社と安易に思ったのです。今まで知らなかったノウハウや知識を身につけて、業績を上げたいとか、ビジネスを構築したいとかといった、会社のご要望に貢献したいと考えたわけです。自分自身、ゼロから学びなおすという覚悟でした。そして、株式会社日本エル・シー・エー(現社名:株式会社インタープライズ・コンサルティング)に入社しました。F総研なども受けましたが、そこは最終の社長面接で落ちました。相性が悪かったのかも・・・。(笑)

インタビュー#3
― コンサル会社だけに応募されたのですか?

 いいえ、コンサル会社だけではなく、行く気持ちも無いのに旅行会社にも応募しました。そんな気持であったためか、最終の役員面接まで受けても「全然緊張していないですね」と言われたりして・・・。ある会社では、「この会社に入ったら、どこを目指しますか?」と質問されたので、「やるからには社長を目指します」と答えたら、面接官としてそこにいた社長さんに苦笑いされました。何て答えたら良かったのですかね。(笑) 他にもコーヒーチェーンの本部、ファッション系店舗、キャラクターストア等、いろいろと応募しましたね。

― 色々な会社で面接されたのは、良い経験になったのではないですか?

 そうですね。ある会社の人事の方に、どんな本を読んでいるのかと聞かれたので、当時読んでいた本の題名を答えると、「浅いね」・・・と言われたのですよ。面接中、その言葉がずっと引っ掛かって、面接終了後に「すいません、深い本ってどんな本ですか?」と逆に質問してしまったのです。その方も考えていなかったようで、無言でしたよ。その質問前までは入社前提で話が進んでいたのに・・・。惜しいことをしました。(笑)

ミスの無いように細かくチェックと、YesNoをはっきり言う事を心がけて来ました。

― いろいろなお仕事をされてきた中で、心がけてきたことは何でしょうか?

 まずは、ミスの無いように細かくチェックするという事ですね。旅行の仕事は大金を扱う仕事なので、一つのミスが致命傷になりますので。例えば、日にちを間違えたり、時間を間違えたり、それに気付いた時には、飛行機やホテルが空いていない等の物理的な問題が発生して、取り返しがつかなくという事が起こるのです。

― 確かによくありますね。私にも現地で日時を間違えて予約されていたという経験があります。

 そういう事は絶対に起こしてはいけない事ですので、見直しの習慣、細かくチェックすることを心がけて来ました。 あとは、出来る事と出来ない事のYes、Noをはっきり言う事ですね。あいまいな答えをして、相手に変な期待をさせてしまい、それで迷惑をかけてしまう事もあるので、はっきり答える事を意識して来ました。
 出張は仕事であるので、会社からお金が出ますが、観光旅行は自分の懐からお金が出るわけですね。ここに大きな違いが発生します。出張の場合は、皆さんスケジュールを優先して、費用の事は二の次という感覚なのですが、観光旅行の場合は、皆さんにやっと休みが取れて、高額を支払ってという意識がありますので、思い入れも当然強くなるわけです。旅行というものは誰から買うかによって、全く違う商品になってしまう性質があります。時間と空間を売っているので、現地事情を知っている人から買うか、知らない人から買うかでは、イメージも大きく変わるのです。だからこそ、これらの背景や特徴があることを意識し、お客様の気持ちを理解して、出来る限り期待にお応えできるようにしようと、自分自身の気持ちも高めました。それは、今も昔も変わらないです。

― コンサルティング業界の経歴を教えていただけますか?

 株式会社日本エル・シー・エーに1999年に入り、そこに約10年間おりました。最初はCDM(キャリアディベロップメントマネジメントの略称)という事業部に配属され、当時流行っていたアウトプレースメント、いわゆる再就職支援という仕事を行っていました。企業の再生・再構築(リストラ)により大手企業を退職された方々のために、再就職先の開拓とキャリアコンサルティングを行う事が主業務です。どういうキャリアが活かせるかを考えてアドバイスし、第二の人生のスタートを支援する、そこから私のコンサルタント業が始まりました。わずか1年で横浜の拠点長となり、そして事業部の責任者になりました。キャリアコンサルティングとは、制度を利用して早期退職をされた方々をカウンセリングし、今まで経験してきたキャリアの活かし方を一緒に考え、具体的なターゲット(再就職希望業種、職種)を定め、再就職先の紹介や活動支援を行う事を言います。

― 私もNHKのドラマで、退職勧奨の面談や再就職するための支援をするという場面を見た事がありますので、イメージがよく分かります。

 あー、ありましたね。そういう機能も当時の部門の中にありました。その時は、私自身、その分野を担当していませんでしたが、後に企業再生のための企画、提案も行いました。ただ、あのドラマでは労働基準法に抵触する事(コンサルタントが勧奨面談を代行する)まで行っていてビックリしました。(笑) アウトプレースメントは欧米から発祥したビジネスでして、日本でも外資系の会社からスタートしていましたから、意図に沿わない事も多々ありました。ちなみに、「リストラ」という言葉は、当時の我々の中ではタブーだったのですよ。
 そのコンサル会社の執行役員に就任しましたが、その頃には再就職支援の流れは一段落し、その一方でアウトプレースメント業は飽和状態になってしまっていたのです。それで、リストラの仕事をしていた部門がリストラになりまして・・・(爆笑)。それで自部門を自らシュリンクさせました。一時は60名位のスタッフが所属していましたが、サービスを維持できる状態を保ちながら、他部門へ異動させるなどをして10名程まで人員を減らしたのです。最後は自分自身がそこから出ることになり、自動車関連部門へと異動しました。

― 自動車関連部門では具体的に何をされていたのですか?

自動車関係のフランチャイズ事業の営業活動を行っていました。加盟開発というものですね。自動車業界の中に存在する課題を解決するために、新規事業に参入しませんかという提案で、いろいろな情報を発信していました。簡潔にわかりやすく言い換えると、洗車場を売っていたという事になるのですけど。自動車業界にもいろいろな業種があります。自動車販売、ガソリンスタンド(SS)、整備工場、鈑金工場など、どこにもお客様が増えないとか、ものが売れない等の悩みがあり、それらの解決策として新規事業への取り組みをご提案していたのです。

― それは飛び込み営業のような形で行っていたのですか?

 いいえ。各業種をピックアップして、それぞれにどんな課題があるのか、どういう悩みがあるのか、どういうものを欲しいと思っているか、業種特性やオペレーションの分析をしっかりと行って、その中でも課題の大きい業種や問題意識の高い経営者の方々をセミナーに集めたり、業界各社の代表者の方々に経営レポートを送付したりして、それらの情報をきっかけに、後に電話でフォローしてアポ取りを行い、訪問、提案を実施していました。

― そこもやり尽して、今の会社に?

 やり尽した訳ではないです。事業のフランチャイズ化の支援、営業構造を構築するための営業開発などに取り組んだ後、グループ関連会社の社長に就任しました。その会社では、水性塗料を使用した自動車鈑金事業を営み、その事業をパッケージ化して販売も実施していたのですが、なかなか業績が上がらず、キャッシュフローに問題を抱えていました。そこで何をしたかと言うと、スリム化です。そんな事ばかりしていますね(笑)。グループ全体の業績が悪くなり、資金的に厳しくて親会社からの援助も得られなくなっていたので、工場や部門を整理し、事業を縮小していきました。最後は閉鎖することになったのですが・・・。しんどかったですよ。今の仲間とは、その厳しい時期にそこで出会いました。

― 複数の業界を経験され、また立ち上げや閉鎖などで学んだことは?

 顧客目線で考えようと思いましたね、会社の都合を優先するのではなく。それだけ、自分の会社の都合になっていた事が多かったということです。何でこんな売り方をしなければいけないのか、相手の現状を考えた時、この会社が取り組んではいけないのではないか、この会社では資金的に続かないのではないか、人がいないから実現できないのではないかと思ったりもしました。それでも自社の都合で契約しなくてはならなかったり、支援をしなくてはならなかったりで・・・。結果、その会社で事業が上手くいかずに終わると、事業に問題があったのではないかと相手に思われてしまい、関係も悪くなる。最初から提案する相手、勧める相手がミスマッチだったのですが。きちっと相手に立場に立って、ユーザー目線に立ち返って、サービスや事業の提供が出来ていたら、こんなことにはならなかったと思いました。

― そんな宮本社長は同僚や先輩、部下からどういう風に思われていたと思われますか?

 ボクはある意味変人(笑) 要するに常に明るくて、モチベーションが高いのですよ。周りから見たら、長嶋茂雄さんみたいな感じなのだと思います。居るだけで空気が上向きになるって言うか、居ると淀んだ空気が流れ出して皆を助けたり(笑) 前の会社で自分が執行役員だった時、上司は社長や会長だったわけです。そういう方とは、一般社員はコミュニケーションしにくい所があったと思うのですが、私はあまり気にすることもなかったので、自分が居ると風通しが良くなると言うか、上下の意思疎通が取りやすくなるという事もありました。緩衝剤にもなっていただろうし、そういう意味では周りにいい空気を作っていたかな~という気がしています。
 また良かったのは、執行役員という立場で、会社の色々な部門の方と接点を持てたっていう事。一コンサルタントとか、一マネージャーだと、横の繋がりがなかなか持てなくて、連携が取りにくいのですが、自分のポジションがそういう立場だったので、連携が取りやすく、広くそういった人達とのネットワークを作れました。その方々とは今も繋がっていますし、何かと助けてもらったりもします。自分の財産です。部門を移った事で、多くの方と出会えたという運の良さもあると思います。

― 独立して現会社で事業をスタートさせたきっかけはどんな事だったのでしょうか?

 今まで取引させていただいていたお客様をしっかり支援して行きたいという思いがありましたので、それをするには自分の会社を作って行うしかないと思いました。そういう思いをお客様にも理解して頂きたかったですし、最後まで責任を貫きたいと考えていました。言葉だけで、「最後まで面倒見ます」って言う人をたくさん見て来たので、自分はそうはなりたくなかったのです。中途半端のままになっていた事とか、やり方を変えればもっと上手く行くのではないかと感じた事を、しっかりと最後まで成し遂げたいと思いました。

― 現会社で大事にしている理念は?上記のようなことでしょうか。

 巷でよく顧客第一主義とか言いながら、自分第一主義・・なんてよくあるわけですが、そこはやっぱり、顧客にとって何が一番重要であるかを考えるようにしています。自分たちの利益を追求したらこちらの方が良いのだけれども、お客様の事を考えたら、こうあるべきだという風にいつも考えています。そういう意味では、お客様目線や立場になって、それを考えるだけでなく、行動も伴って継続して行けば、必ずやお客様からも評価されると信じて取り組んでいます。

― お客様にはどのようなアウトプットを心がけていらっしゃいますか?

 自分たちは相手にとって価値がある存在なのか、自分たちの提供するものがお客様にとって役に立っているのか、成果に繋がっているのかを考えて、アウトプットしています。お客様に合ったサービスが提供できているかを振り返りもします。

― 最後に現在の会社の経営戦略や、方針などがあれば教えていただきたいのですが。

 いろいろありますが、これからは自分たちで作り、体験したノウハウをお客様に提供して行きたいと考えています。コンサルティングという仕事は、世の中からは虚業だと言われるんですよね。人が行っている事をまとめたりだとか、やり方を整理したりだとか、口八丁手八丁みたいな所もありますし、机上の空論って言われる時もあります。そういう意味ではコンサルティングというのは、言葉だけならばいくらでも出来る仕事なのです。でも、実際自分たちでは実践してみたら、何も出来ないじゃないというコンサルタントばかりで・・・。自分たちが取り組めば出来るという確証は無いのですが、虚業のままで終わりたくないという思いがあります。それにコンサルティングは基本的にアウトプットビジネスですから、インプットする動きや情報がなければ継続できないですね。自分たちで実践した事をノウハウにして、価値あるものにして、お客様に提供したいと思っています。
 実践するものについては、本物というか、美味しいものや、体にいいものとか、心から楽しいと感じることができ、社会的にも価値があると言えるものに取り組んで、世の中に提供して行きたいと考えています。健康ドーナツ(Natural Style事業)は、そのような思いを形にしたものの一つなのです。人間本来が持っている、生活であったりとか、歩んで来た歴史であったりとかを振り返って原点に戻るようにしたいと考えています。

 ― 宮本社長様、お忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。 

☆編集後記☆
 宮本社長のお話はとても面白く、あっという間に時間が経ってしまいました。通常私はHPを制作しているので、立場上様々な会社の代表者様とお会いする機会があり、皆様個性豊かで刺激を受ける事が多いのですが、ここまで分かりやすく、信念を持って話される方は少ないと思います。インタビュー中でも出て来ましたが、明るく楽しく、誠実なお人柄が少しでも伝わればと思いました。
 別な日、HP打ち合わせの折に、ご担当の方と雑談になり、私が関わっているNPO法人のボランティアのお話をしたところ、大変興味を持っていただき、アドバイスやご提案もいただいて、こちらもモチベーションが盛り上がりました!このように、実際のコンサルティングもしていらっしゃるのではと実感出来、また今回のインタビューで宮本社長のお人柄が会社のカラーになっていると再認識いたしました。
取材日時 2013年5月


 

                                                                   このページのトップへ戻る